繋がり紡ぎあう生命
Pacific Northwest Coast ALASKA , CANADA
最後の氷河期が終わる一万年以上前から、北米北西海岸一帯にはモンゴロイド(アメリカ先住民の祖先)が暮らしてきた。彼らは氷河が後退して生まれた沿岸部の森や川に沿って集落を造っていった。彼らは、あらゆるすべての生命、雨や風などの自然現象にさえスピリット(精霊)が宿り、森羅万象にはすべて意思があると信じてきた。そして、沿岸部の森と海の恵みに支えられて生きてきた。北米北西海岸に暮らしてきた人々は、総じて狩猟採集の生活を営み、自然の中で編み出された様々な叡智は、子孫へと受け継がれていった。そして、彼らの遠い祖先と精霊たちの物語をトーテムポールに刻み込んだ。
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