PROFILE

松本茂高  Shigetaka Matsumoto

1973年神奈川県生まれ。21歳の時に初めて訪れたアラスカの原野に圧倒され、現在もアラスカを中心とした旅を続けている。
ニコンサロン新宿、モンベル、コニカミノルタプラザ新宿、山梨県北杜市津金学校などで個展を開催。




2018年7月20日金曜日

真夜中の虹

Midnight rainbow




アラスカ北極圏

時計はすでに午前一時を回っている。
白夜のこの季節、真夜中の太陽は地平線近くまで下がっていくが、決して沈むことはない。南の方角を振り返り、ブルックス山脈をぼんやりと眺めていると、山の麓に鮮やかな虹が空から降りてきた。

真夜中の虹




North slope of Brooks range, Alaska  2-July 2018 

2018年7月13日金曜日

Midnight sun

真夜中の太陽


26-June-18 1:05
Elevation 397m

N   69°16.983'
W  146°02.240'   Arctic National Wildlife Refuge

2018年6月26日深夜。 
北極圏国立野生動物保護区。
午前零時を過ぎても太陽は北の地平線上に姿を現したままである。

「太陽は東から昇り、西へと沈む」という観念は北極圏では通用しない。
そして、一日が朝と午前と午後と夜からなるという通念は、温帯地方に暮らす人たちの習慣に基づくものでしかない。

The idea that "the sun rises in the east and sets in the west"is not good in the Arctic. And the common idea that a day becomes from morning and the morning and the afternoon and evening is only a thing based on the customs.





2018年4月7日土曜日

2018年1月25日木曜日

春隣(はるとなり)

Spring has come there soon



相当な寒波が日本列島を包み込むように大陸から降りて来た。
寒さが相当にこたえる大寒のこの時期にも、かすかな春の兆しに目を向けては、来たるべき暖かな季節に思いを馳せる。

冬至を過ぎ、厳しい朝の冷え込みの日にも、太陽の光は徐々に強さを増して、確実に季節が巡ってゆくのを感じます。






2017年12月24日日曜日

To the world filled with harmony

調和に満ちた世界



今から23年前に初めて旅をした場所、アラスカ。
何もわからずに何かに惹きつけられるようにアラスカへ向かいました。
そして、何年も何年も夢中で旅をして様々な風景に出会って行くうちに、僕が引かれ続けている世界は調和に満ちた世界だと。。

生命に満ち溢れた原生の森、もろく儚く過酷な環境で生き抜く北極圏の自然。
どの世界もすべてのものが繋がり紡ぎあっていることに気が付いたときに、この上もない感情に包まれます。それは、幸福とか不幸とはそのような感情では無く、もっと深く重いものなのかもしれません。

しかし、その調和に満ちた世界は一瞬にして全てを失わせてしまう力を私たちは持ってしまっています。そして、その調和に満ちた世界から遠く離れた場所にいる者のエゴによって何も罪もない生命の存在は無視され、脅かされ続けています。

自然とは誰かのために在るものでは無く、厳然としてそこに在るだけなのかもしれません。だからこそ、私はそこに意味を求めるものでは無く、ただじっと見つめていきたいと思うのです。
















































2017年12月23日土曜日

冬の中尊寺

In the silence of the winter morning

Chusonji (temple), Hiraizumi Iwate Japan  

2017. 12. 19



冬至を過ぎ、毎日少しずつ日照時間が延びて行く。
これから本格的な寒さを迎えようとするのに、冬至を境に春を意識するようになっている。人はこうやっていつも太陽の位置を意識しながら生活していたのだなとふと思った。


冬の朝の中尊寺。

昨夜に少しだけ雪が降ったようだ。ここは東北地方でも雪が少ない地域だから、日本海側のような、ずんずんと降り積もるようなことはないのであろう。平日の朝の中尊寺はまだ訪れる人がほとんど無く、とても静かで落ち着いた空気がゆったりと流れていた。

今年の夏にも訪れた中尊寺。夏草の中にひんやりとした空気が流れていたことを、つい数ヶ月前なのに遠い昔の事のように懐かしく思われる。そして、移ろいゆく季節の中で、変わりゆく自然の美しさにいつも心を奪われてしまう。その時、厳然としてそこに在り続ける自然を目の前にして、人間の命は有限だということにいつも気付かされる。

今年も残すところあと一週間ほど。

どうぞ良い年の瀬を。


















2017年12月19日


2017年12月22日金曜日

Winter solstice

冬至


今日は冬至。
湯船に柚子を入れて体を温めよう。

今日から少しずつ日照時間が延びてゆく。
かつては冬至は一年の始まり。
柚子は、香りや薬効で身体を清める禊に意味もあったそうだ。

年の瀬も押し迫り忙しい時期ですが、どうぞ柚子湯に入って休息を。




八甲田山の霧氷 
2017年12月20日



十和田湖
2017年12月18日