PROFILE

松本茂高  Shigetaka Matsumoto

1973年神奈川県生まれ。21歳の時に初めて訪れたアラスカの原野に圧倒され、現在もアラスカを中心とした旅を続けている。
ニコンサロン新宿、モンベル、コニカミノルタプラザ新宿、山梨県北杜市津金学校などで個展を開催。




2017年7月30日日曜日

夏の中尊寺

青葉の生い茂る清明溢れる夏




大暑にもかかわらず、木立を吹き抜ける風は涼しくて心地よい。





















2017年7月26日水曜日

夏の尾瀬

Paradise of the water



ふとした瞬間に気付く薫り立つ夏草の匂い。
夏の思い出。


























2017年7月25日火曜日

尾瀬 夏夕空

The summer evening sky



夏の夕空、香り立つ草の匂い。
過ぎ去りゆく今日を振り返り、明日に想いを馳せる。











2017年7月23日日曜日

Morning dew

朝露


まだ星が瞬く暗さの中を尾瀬ヶ原の湿原へと足を運ぶ。しばらくヘッドランプの明かりを頼りに恐る恐る木道を歩いて行く。薄明と共に発生した霧が辺りを包み込み、遠くはよく見渡せない。やがてモノクロームの幻想的な風景が一変し、燧ケ岳が霧の上に高く聳え立った姿を現した。


朝を迎え、鳥たちのさえずりが静かな湿原に響き渡る。















2017年7月22日土曜日

草の海の中の小さな島

Small island in the sea of grass



湿原の草の中でポツンと一輪だけ咲いていたニッコウキスゲの花。
その姿はあたかも草の海の中にポツンと浮かぶ小さな島のよう。







未の刻(午後2時)に花を開くと考えられていたヒツジグサ。




2017年7月21日金曜日

薄明と朝霧と湿原

Twilight / Morning / High-Moor



霧にけぶる高層湿原。
朝霧が尾瀬ヶ原を覆い、辺りを抽象的な世界に昇華させてゆく。

Oze, Hinoemata Fukushima  Japan  2017/ 07/20













2017年7月12日水曜日

花の小道

Path of the flower


I walked the path of the flower slowly.


花の小道をゆっくりと歩いた。
稜線のある場所にたどり着くと、小道の両側一面に黄色い花が咲いていた。
本州でも、高山の砂礫地帯で時々見られる黄色い花。
しかし、これほどもまでも辺り一面に群生して入るのは初めてだ。

タカネスミレ

2017年7月 大雪山



トムラウシを望む素晴らしいトレイル。
登山道の両脇一面にタネスミレの群生地。












2017年7月10日月曜日

Season of the brightness 大雪山

輝きの季節 



北国の短い夏。
雪解け共に様々な高山植物の花が一瞬にして咲き始める。

大雪山系の山々。
ここは日本で最も厳しい土地の一つ。
この厳しい環境下で、多種多様の生命が一瞬の夏を謳歌する。





キバナシャクナゲと旭岳



稜線の大地にはオヤマノエンドウとイワウメが辺り一帯に咲いていた。


ミヤマキンバイ


ホソバウルップソウ


エゾノツガザクラ


夕日が染まるなだらかな稜線